数学が苦手でも大丈夫!
幼少期からホンダが好きで、ホンダに関わる仕事に就くのが夢でした。ケーヒンの名前を知ったのはSUPER GTの「KEIHIN REAL RACING」のスポンサー活動がきっかけ。ケーヒンブルーのかっこよさに惹かれ、自分も「KEIHIN」のロゴを背負って働きたいと思い、入社を志望しました。
ただ、入社して配属された現在の部署は、数字を扱うのが仕事。学生時代、数学に親しんでいた訳ではない自分にできるんだろうかと不安ばかりでした。しかし、経験を重ねていくうちに自分の作った書類が経営会議の資料になり、お金の面で会社の方向性を決めていく重要なデータになることを知り、考え方が変わりました。「自分の仕事が会社をより良い方向へ動かす役に立っている」。そのように実感してからは、仕事への興味と責任感がさらに増しました。
逆算して予定を立てる練習を
現在、仕事は一通りこなせるようになったものの、自分で考え、自分なりの提案ができるところまでは至っていません。この課題をクリアし、将来はもっと経営に近い部門で働きたい。経営の方向性について考え、意見を出したり、情報発信できるような仕事ができるといいなと思っています。
学生の皆さんへのアドバイスとしては「予定を逆算して立てる」ことをお勧めします。例えば「○○を何日の何時までに出さなければいけないので、○○日までに終わらせるように調整しよう」という考え方です。社会人になると、このように考えて仕事をしていくのがほとんど。日頃から逆算して予定を立てる練習をしておくと、社会人になったとき戸惑わず、スムーズに仕事ができると思います。