パージバルブ
機能
水素を燃料とする燃料電池車は、水素と酸素がスタックで混合されることにより水と電気を発生し、その電気エネルギーを使って走行します。
パージバルブはスタックから出る水と不純物を車外に排出します。
ケーヒン製品の特長
水素シール性の確保
水素のシール性を確保するため、弁体にゴムを使用しました。また、シートの表面の樹脂を特殊加工することで、コーティングを廃止するとともに張り付き防止とシート性を両立させました。これにより、低温、氷点下環境でも安定した作動を確保しています。
インジェクション成型品によるコストダウン
従来ステンレス切削加工していたシートを出口流路一体の樹脂インジェクション成型品とすることでコストダウンを実現しました。
お客様のメリット
・燃料電池スタックの低温環境下における確実な始動性と安定した発電性能に貢献します