RACE REPORT

Round 3 SUZUKA

ROUND3

8月22日(土)、23日(日)

鈴鹿サーキット

三重県

ウェイトを背負いながらも着実にポイント獲得

前戦の富士大会で優勝したKEIHIN REAL RACINGはシリーズランキング4位となり、40kgのウェイトハンディを積み、第3戦にのぞむこととなった。優勝の余韻も冷めやらぬなか、2週間のインターバルで迎えた今大会は2戦連続で行われた富士スピードウェイから鈴鹿サーキットへ戦いの場を移し、8月22、23日に無観客で開催された。

8月22日(土)

公式予選

Result07

天候:晴れ | 気温:34℃(15:00時点) | 路面温度:51℃(15:00時点) | 路面状態:ドライ

予選方式:ノックアウト方式

8月22日(土)は朝からうだるような暑さで真夏の強い日差しが照りつけ、公式予選が始まる頃には気温34℃、路面温度は51℃となった。
15時3分よりGT500クラスの予選1回目(Q1)がスタートした。Q1を担当するのは塚越広大選手。午前中に行われたフリー走行では若干不安が残る結果となっていたが、塚越選手はそれを感じさせない走りでQ1を4位で突破した。続く予選2回目(Q2)はベルトラン・バゲット選手が担当し、渾身のアタックをするがウェイトハンディの影響もあり、7番手タイムでQ2を終えた。

8月23日(日)

決勝

Result08

周回数:52 | 天候:晴れ | 気温:32℃(13:00時点) | 路面温度:49℃(13:00時点) | 路面状態:ドライ

8月22日(日)の決勝日は雨の予報も出ていたが、予報ははずれ、朝から焼けつくような日差しがサーキットに降り注いだ。
13時からフォーメーションラップがスタートし、52周の決勝レースがスタートした。
スタートドライバーを担当するのはバゲット選手。抜群のスタートを決め、オープニングラップで2台を抜き、5番手までポジションを上げる。しかし、その後方でGT300クラスのマシンがクラッシュし、1周目からセーフティカーが導入されることとなった。
5周目にレースが再開し、さらなるポジションアップを狙うが、逆に後方から100号車(RAYBRIG NSX-GT)に迫られ、攻防戦を続ける。バゲット選手は必死におさえるが、とうとう9周目にパスされ、6番手となる。その後はタイヤをマネージメントしながら15周目に64号車(Modulo NSX-GT)をパスするが、その直後に39号車(DENSO KOBELCO SARD GR Supra)にパスされてしまい、順位は変わらず6番手で走行を重ねる。16周目に24号車(リアライズコーポレーション ADVAN GT-R)のボンネットがコース上に落下し、これを回収するため、2度目のセーフティカーが導入された。
再スタートした23周目に実質5番手でピットイン。塚越選手にドライバー交代し、給油、タイヤ交換を行ったが、そのピット作業でミスが発生し、タイムロスをしてしまった。全車ピット作業が終わったタイミングでKEIHIN NSX-GTは10番手を走行する。29周目にGT300のマシンがコース上でストップ、3度目のセーフティカーが導入された。
34周目にレース再開となり、塚越選手は1つでもポジションを上げるためにより一層の集中力を高める。36周目に8号車(ARTA NSX-GT)がクラッシュし、9番手となり、塚越選手は諦めずにさらに前を追い続け、50周目に14号車(WAKO’S 4CR GR Supra)をパスし、8位でチェッカーを受けた。

ピット作業のミスが大変悔やまれる結果となりました。今回のミスを挽回するべく、チームで再度準備を行い、次戦にのぞみます。たくさんの応援ありがとうございました。

Team
Point

Point 06

Driver
Point

Point 03

Weight
Handicap

Point 40

Lap Chart

Comments

金石勝智 監督コメント

フリー走行からマシンがアンダーステアでなかなか難しい状況でしたが、予選に向けてできるだけアンダーステアをなくす方向でセッティングしました。
Q1を塚越選手に担当してもらい、40kgのウェイトハンディがあるにもかかわらず、素晴らしいアタックをしてくれて4番手でQ1を通過しました。Q2を担当したバゲット選手は変更したセッティングがオーバーステアになり過ぎてしまい、7番手となりました。ベストなマシンのバランスが見つからず、決勝に向けて頭を悩ませました。
決勝レースはスタートをバゲット選手に担当してもらい、最初からポジションを上げてくれて5番手となりました。途中からはタイヤの摩耗が厳しくなりながらもうまく走ってくれました。バゲット選手のインフォメーションもあり、後半スティントは別のタイヤを選択して追い上げを狙いましたが、タイヤ交換で大きなミスがあり、ポジションを落とすこととなってしまいました。そこからは塚越選手が粘り強く走ってくれましたが、8位でレースを終えることとなりました。
ピット作業のミスがなければ3、4番手争いの位置でコースに復帰できていたはずなのでとても悔やまれます。申し訳ありませんでした。次戦のもてぎでは、マシンもピット作業もアップデートしてのぞみたいと思います。

塚越広大 選手コメント

フリー走行からマシンのバランスがアンダーステアだったので、その修正を行っていきました。今回はQ1を担当して、フリー走行よりもマシンが改善されて4番手でQ2につなげることができました。Q2は7番手でしたが、Q1とフィーリングが変わってしまったようなので、予選後に状況をあらためて整理して決勝に向けてセッティングを考えました。
決勝日のウォームアップ走行ではバゲット選手に走ってもらい、セッティングを進めましたが、アンダーステアがなかなか直らない状況でした。前半スティントが終わった時点で5番手でピットインしましたが、ピット作業でのロスが大きく、コース復帰した時点でだいぶポジションを下げる結果となってしまいました。
なんとかポジションを上げようとしましたが、前についていくのが精一杯でした。 マシンのポテンシャルとしては満足のいく状態ではありませんでしたが、展開がすべてうまくいけば表彰台争いもできていたと思います。
トータルで今回強さを発揮できなかったので、しっかり見直して次戦にのぞみたいと思います。

ベルトラン・バゲット 選手コメント

厳しい週末となりました。予選は塚越選手がとても良い走りでQ1を4位で通過することができましたが、自分が担当したQ2は完璧な走行とはいかず、7番手となりました。
決勝レースのスタートは本当に良いスタートを切ることができました。レース序盤にポジションを上げたかったのでアグレッシブに攻めて2台を抜き、5番手に順位を上げることができました。しかし、猛暑でタイヤの状況がすぐに悪くなることはわかっていました。5周を過ぎたあたりからタイムが落ち始め、そこからはフロントタイヤのグリップを温存しながら、自分のポジションを維持して塚越選手に引き継ぐことだけに集中しながらレースを戦いました。そして、セーフティカー解除のタイミングでピットに入りました。
しかし、ピット作業でロスしてしまい、ポジションを落としてしまいました。11位でコースに戻りましたが、鈴鹿はオーバーテイクが非常に難しいコースです。それでもなんとか8番手まで順位を戻してくれましたが、今回も表彰台も狙えたと思いますので正直、残念な結果となりました。
今回の結果はチャンピオンシップにとってベストな順位ではありませんが、まだまだトップを狙える状況です。軌道修正して次のレースにのぞみたいと思います。応援ありがとうございました。