RACE REPORT

Round 1 FUJI

ROUND1

7月18日(土)、19日(日)

富士スピードウェイ

静岡県

快調に追い上げるも無念のリタイア

新型コロナウイルスの影響で約3ヶ月開幕が延期となった2020年SUPER GTシリーズ。開催スケジュールが大幅に見直され、7月18日(土)にようやく待ちに待った2020 AUTOBACS SUPER GT開幕戦「たかのこのホテル FUJI GT 300km RACE」が富士スピードウェイで開幕した。
今大会は変則的なレースフォーマットとなり、18日は公式練習のみ、19日の午前中に公式予選、午後に決勝レースが行われ、両日ともに無観客での開催となった。

7月19日(日)

公式予選

Result09

天候:曇り | 気温:23℃(10:00時点) | 路面温度:34℃(10:00時点) | 路面状態:ドライ

予選方式:ノックアウト方式

18日は16時より公式練習が行われる予定だったが、走行開始目前にしてサーキットは深い霧に包まれスタートがディレイとなった。少し霧がおさまってきた17時15分よりセッションがスタート。6月末に行われた公式テストに参加できなかったベルトラン・バゲット選手は約4ヶ月ぶりの走行となり、慎重にマシンの感触を確かめながら、塚越広大選手とともに翌日行われる予選・決勝に向けてセットアップを進めていった。

19日の午前中に行われた公式予選は従来通りのノックアウト方式で行われ、予選1回目(Q1)の上位8台が予選2回目(Q2)に進出となり、上位8台はQ2の結果で決勝レースのグリッドが決定する。
10時3分より10分間のGT500クラスのQ1がスタートした。Q1を担当した塚越選手はコースオープンと同時にコースインし、入念にタイヤを温める。タイムを少しずつ刻んでいき、4周目に1’27.421を記録した。チェッカーが振られた時点では8位に残っていたが、アタック中だった39号車(DENSO KOBELCO SARD GR Supra)が最後にタイムを更新したことで9位となり、Q2へ進出することができなかった。

7月19日(日)

決勝

ResultR

周回数:66 | 天候:曇り | 気温:26℃(15:00時点) | 路面温度:39℃(15:00時点) | 路面状態:ドライ

予選終了から慌ただしく時間が過ぎ、前日に降った雨がうそのように夏の日差しとなった15時に決勝レースがスタートした。
スタートドライバーを担当したバゲット選手は素晴らしいスタートを決め、オープニングラップで3号車(CRAFTSPORTS MOTUL GT-R)を抜き、ポジションを1つ上げる。しかし、そのオープニングラップで12号車(カルソニック IMPUL GT-R)がクラッシュで大破し、2周目にセーフティカーが導入される。セーフティカーは5周目まで続き、6周目に再スタートがきられた。
バゲット選手はここでも落ち着いたスタートを決め、この周に39号車をパスし、7位となる。さらに7周目の1コーナーで16号車(Red Bull MOTUL MUGEN NSX-GT)をパスし、6位までポジションを上げる。前方でバトルが繰り広げられている隙に少しずつ前とのギャップを縮めていく。17周目あたりから8号車(ARTA NSX-GT)との接戦が続くが、なかなかパスすることができずチームは予定より早い25周目にピットインすることを判断する。前を走っていた8号車も同じタイミングでのピットインとなり、いつも以上に緊張が走るピット作業となった。ミスなく給油、タイヤ交換を行い、塚越選手にドライバー交代するがピット作業で抜くことはできずにピットアウトした。
しかし、アウトラップから塚越選手は猛プッシュ。27周目に8号車を捕らえ、実質5位となる。マシンの調子は良さそうで、塚越選手は非常に良いペースで周回を重ねる。次のターゲットとなる38号車(ZENT GR Supra)がピットアウトしたタイミングでストレートを走るKEIHIN NSX-GT。すでにしっかり温まったタイヤで38号車をパスした瞬間、悲痛な無線が入る。エンジンアラームが点灯し、そのまま走り続けることができなくなり、コース脇にマシンを停め、無念のリタイアとなった。

ようやく開幕したレースに気合いを入れてのぞみましたが、予期せぬ結果となりました。遠くからたくさんの応援をいただいたた皆さんの期待にこたえられず、心苦しい気持ちでいっぱいです。 第2戦も同じ富士スピードウェイで行われます。マシンの調子は良かったので、気持ちを切り替えて優勝を目指してまいります。

Team
Point

Point 00

Driver
Point

Point 00

Weight
Handicap

Point 00

Lap Chart

Comments

金石勝智 監督コメント

公式練習でうまく調整しきれず、不安を残したなかで予選をむかえました。セットを変更して予選にのぞみましたが、変更が悪い方向に向かってしまいました。アンダーステアが強くなってしまい、9位でQ1落ちとなってしまいました。
決勝レースではバゲット選手が良いスタートを決めてくれてポジションを上げることができ、8号車に詰まったタイミングでピットインしました。塚越選手に交代し、アウトラップで8号車を抜くことができ、ポディウムを狙えそうな勢いがあったのですが、エンジンのアラームが点いてしまい、安全性のためエンジンをストップせざるを得ませんでした。
かなり悔しいレースとなりましたが、レース自体は良いレースができていたので、それを次戦に生かしたいと思います。次戦に期待してください。

塚越広大 選手コメント

予選はQ1を担当しました。前日の公式練習から変更したセットアップが思ったようにうまくいかず、僅差でQ2に進むことができませんでした。
9番手からのスタートでしたが、スタートからバゲット選手が良い展開でポジションを上げてくれて、予定より少し早めでしたが8号車に合わせてピットインし、ドライバー交代しました。アウトラップも良い感じで前を抜きながら走れていたのですが、これからという時にエンジンのアラームが出てしまい、走行を続行することが難しそうなアラームだったので車を停めました。
恐らくポディウムを争える展開には持っていけていたと思うので、非常に残念な開幕戦になってしまいました。予選が課題ではありますが、決勝のペースは本当に良かったので次戦の富士までに課題を克服し、勝つためにチームと準備してのぞみます。

ベルトラン・バゲット 選手コメント

決勝は9番グリッドから良いスタートを切ることができ、すぐに1台抜くことができました。タイヤのフィーリングがとても良かったのでレースペースもよく、さらに2台をパスすることができました。そのあと8号車の後ろにつきましたが、なかなか抜くことができず、ピットインすることに決めました。これはとても良い判断だったと思います。そしてピット作業もとても素晴らしかったです。
ピットインの後、塚越選手が8号車をパスして順位を上げましたが、残念ながらトラブルが発生し、マシンを止めてリタイアすることとなってしまいました。 表彰台に乗ることができると思っていたので、本当に残念です。しかし、予選を攻略できれば決勝でのマシンのスピードは良かったと思うので、次のレースは期待できると思っています。