Race Report レースレポート : Rd.8 ツインリンクもてぎ
予期せぬトラブルも完走を果たし、
シリーズを6位で終える
設営日の金曜日は雨に見舞われたが、週末の2日間は11月とは思えない暖かさのもと、最終戦を一目見ようと大勢のファンがサーキットに駆けつけた。

予選日の朝は前日の雨がコースに残り、フリー走行の走り始めはウェットコンディションとなったが徐々にコースは乾いていき、KEIHIN REAL RACINGはドライコンディションでのマシンのセッティングを詰めていった。
予定通り14時30分からスタートしたノックアウト方式の予選1回目(Q1)は小暮卓史選手が担当した。タイヤを温めて1回アタックができるギリギリのタイミングでコースに入り、精神を研ぎ澄ます。続々と他のマシンがタイムを更新するなか、最後の最後で1'36.716のタイムを出し、5位でQ1を通過した。続く予選2回目(Q2)は塚越広大選手が担当し、ポールポジションを狙うべく、さらにアタックギリギリのタイミングを狙い、残り時間6分10秒でピットアウト。完璧なアタックでコースレコードを更新するが、トップにコンマ6秒届かず5番手タイムとなり、決勝レースは5番グリッドからのスタートとなった。
Data
周回数 | 53周 |
---|---|
天候 | 晴れ |
気温 | 19℃(13:00時点) |
路面温度 | 29℃(13:00時点) |
路面状態 | ドライ |
観客 | 37,000人(主催者発表) |
Director’s Comment
Driver’s Comment
Rd.8 MOTEGI
- Weight Handicap
- 00 Kg
決勝日はサーキットに応援に駆けつけた約1,000人のケーヒン大応援団によるチームへの激励から1日がスタートした。
KEIHIN REAL RACINGは11時55分よりスタートした20分間のウォームアップ走行でマシンの感触を確かめ、決勝レースに向けて準備を進めた。
気持ちの良い秋晴れのなか、13時30分より栃木県警察の白バイ5台、そしてGT-RとNSXのパトロールカー2台が先導するパレードラップが行われ、その後1周のフォーメーションラップの後、今シーズン最後となる53周の決勝レースが開始された。
スタートドライバーは小暮選手。スタート直後1号車(KeePer TOM'S LC500)に2コーナーでパスされてしまい、ポジションを1つ落としてしまった。さらにその後ボンネットが浮いて取れかかっていると無線が入り、予定外のピットインをすることとなった。ボンネットのピンを付け直して再度コースに復帰するが15番手まで順位を落としてしまう。それでも小暮選手は5周目に1'39.588のベストタイムを更新し、前を追いながら走行を続ける。24周目にルーティンのピットインで塚越選手にドライバー交代、給油、タイヤ交換を行ってコースに復帰する。塚越選手も必死に前との差を縮めるべく周回を重ねるが、予定外のピットでのタイムロスは大きく、15位でチェッカーを受けた。
2018年シリーズのKEIHIN REAL RACINGはチームランキング6位、ドライバーランキング7位となった。
今シーズンは開幕戦の優勝から始まり、第5戦の富士でふたたび表彰台に上がれたことでシリーズ争いに食い込むことができましたが、そのまま流れをつかむことができませんでした。たくさんの方に期待していただいた今シーズン、その思いを結果につなぐことができず、申し訳ない思いでいっぱいです。
チームとして強くなり、来シーズンこそは必ず良い結果を出せるよう、一層精進してまいります。
今シーズンも本当にたくさんのご声援をいただき、ありがとうございました。
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