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トップメッセージ

株主の皆様におかれましては、日頃より格別のご高配を賜り厚く御礼申しあげます。

 第75期(2015年4月1日から2016年3月31日まで)の事業内容をご報告するにあたりまして、一言ご挨拶申しあげます。

 当期は、第12次中期(2014年4月から2017年3月までの3ヵ年)の2年目にあたり、中期のグローバル方針である「グローバル総合力で新しい価値を創出」に向けて取り組んでまいりました。

 事業展開においては、ハイブリッド車用の新型パワーコントロールユニットを初めて自社開発し、この技術を応用した製品が燃料電池電気自動車(FCV)にも搭載されました。くわえて、国際技術基準に世界で初めて適合したFCV用高圧水素供給バルブを開発いたしました。また、内燃機関の効率化への取り組みとしてダウンサイジング直噴ターボエンジン用システム製品を製品化いたしました。
 生産活動においては、日本では高効率ラインの導入や電動化対応の先進環境製品を立ち上げました。米州ではガソリン直噴エンジン対応インジェクターの量産を開始したほか、小型二輪車用新型電子燃料噴射システムのブラジルでの量産開始にくわえ、中国で5番目の生産拠点となる武漢の新拠点で空調製品の量産を開始するなど、グローバルでの需要拡大に対応してまいりました。
 こうした取り組みを通してお客様からの共感と信頼を頂いた結果として、本田技研工業株式会社から取引先優良感謝賞の4部門において5つの賞を同時受賞し、過去に例のない高い評価を頂きました。
 一方、日本市場が想定以上に縮小したことなどによる国内生産量の減少に対応するため、国内における事業体質強化施策に取り組みました。

 当期の業績につきましては、北米および中国での四輪車製品の販売増加により、前期に比べ増収となりました。利益では、合理化効果や為替影響などによる利益の増加はあるものの、特別早期退職支援の実施などにより、減益となりました。

 配当につきましては、期末配当を1株あたり18円とし、第75回定時株主総会に上程させていただき、当期の1株あたり配当は、中間配当18円とあわせ、36円とさせていただきたいと存じます。

 当社は、基本理念である「人間尊重」「5つの喜び(社会・お客様・取引先様・株主様・私たち)」のもと、第12次中期のグローバル方針「グローバル総合力で新しい価値を創出」を実現することで、常に新しい価値を創造し、人類の未来に貢献する企業を目指してまいります。

株主の皆様におかれましては、今後とも、ご支援を賜りますようお願いいたします。

2016年6月

代表取締役社長 田内常夫