自動車業界は今、100年に一度といわれる大きな変化のなかにあります。地球環境への関心の高まりと原油価格の高騰により、さらなる省エネルギーと排出ガス規制に対する回答が求められているとともに、安全への意識も一段と加速しております。
私たちケーヒンは、あらゆるエネルギーをマネジメントするシステム開発メーカーとして、四輪車ではガソリンエンジンのさらなる進化に対応していくほか、ガソリンの代替燃料としてCNG(圧縮天然ガス)やバイオエタノールなどへの対応や、今後のキーデバイスとなるハイブリッド車、電気自動車、燃料電池車など内燃機関に代わる駆動システム向けの製品をいち早く手がけています。二輪車でも、世界トップシェアのキャブレターの技術を活かし、FI(電子燃料噴射)システムへの対応で世界をリードしています。
安全への取組みも、エアバッグ用製品をはじめ、電子制御による安全性を高める技術開発を進め、また、空調システムについても、クルマの動力源が変化しても安定的に成長できる製品として、ますます注力していきます。
大きな変化のなか、私たちは、将来のニーズを読み取り、お客様へ的確かつタイムリーにシステム提案できる企業へと進化していきます。
こうした進化を支えるのは、もちろん一人ひとりの社員の力。グローバルで働く約17,000人の社員一人ひとりが、ケーヒンフィロソフィーにある「人間尊重」「5つ喜び」の想いのもと、私たちの製品が世界を変えていくという誇りと確信を持って、先進的な製品づくりに挑戦し続けます。
2011年6月
代表取締役社長 田内 常夫