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トップメッセージ

持続可能な社会の実現に向けて

2015年における地球環境は、気候変動による影響が深刻化し、環境問題への取り組みが国際社会にとって喫緊の課題となるなか、12月に気候変動枠組条約第21回締約国会議(COP21)がフランス・パリで開催され、共通の気候変動対策を講じてゆくことを約束するなど、地球環境保護に向けた歴史的な一歩を踏み出した1年でありました。

そのようななか、私たちケーヒンも、緑豊かな未来の確保と持続可能な社会づくりに貢献していく環境への取り組みは重要な使命であると考えており、2015年も環境に配慮した取り組みを進めてまいりました。

二輪車・汎用製品では、新開発のACGスターター制御システム付き電子制御ユニットを含む小型二輪車用電子燃料噴射システム(FIシステム)がインドネシアで発売されたホンダ「Vario eSP」に搭載されたほか、アジアで発売されたカワサキ「Z125」などに小型二輪車用FI製品が搭載されるなど、二輪車市場が拡大する新興国において環境性能に優れたFIシステムのグローバル展開を進めてまいりました。

四輪車製品では、環境負荷の低減に向けた車の電動化に対し、業界トップクラスの出力密度を達成したハイブリッド車用の新型パワーコントロールユニットを新たに開発し、ホンダ「オデッセイ ハイブリッド」に搭載されました。くわえて、次世代モビリティーとして期待される燃料電池電気自動車ホンダ「クラリティ フューエル セル」には、天然ガスの制御技術を応用し、国連の技術基準に世界で初めて適合した高圧水素供給バルブをはじめとした多数の製品が搭載されました。さらに、燃費向上に向けた内燃機関の効率化への取り組みとして、拡大するダウンサイジング直噴ターボエンジン搭載車に対応したシステム製品を開発し、日本で発売されたホンダ「ステップワゴン」や米国およびタイで発売されたホンダ「シビック」に搭載されるなど、環境に配慮した先進環境製品を開発いたしました。

事業活動においては、グローバルでエネルギー使用量の低減や廃棄物の削減などにより温室効果ガス排出量の削減に取り組んでまいりました。くわえて、取引先様と一体となり低炭素サプライチェーンの構築に引き続き取り組むなど、社会、お客様、取引先様、株主様と私たちが喜びを分かち合えるよう、グローバルでのCSR(企業の社会的責任)活動の充実にも取り組んでまいりました。 このような取り組みが社会やお客様から共感と信頼をいただいた結果の一つとして、本田技研工業株式会社から環境賞を含む5つの優良感謝賞を受賞したほか、省エネ大賞「省エネルギーセンター会長賞」を受賞するなど過去に例のない高い評価をいただくことができました。

ケーヒンは、今年で創立60周年を迎えます。これからも緑豊かな地球の未来と持続可能な社会づくりに貢献をするため、世界14の国と地域で活動するグローバル企業として、2万人を超える従業員が力をあわせ、環境に配慮した技術と製品で地球と社会に貢献することで、私たちの社是である「私たちは、常に新しい価値を創造し、人類の未来に貢献する」の実現を目指してまいります。

代表取締役社長 田内 常夫